nonjINGジャケット生地

ジャケット生地について

ウール (WOOL)

いわゆる羊毛全般を指し、モヘヤもアンゴラも基本的にはウールに属す。
ウールが衣料素材として優れている理由、
撥水性、吸湿率が高い、水をはじく、汚れに強い、燃えにくい、抗菌機能や消臭機能を持っている
保湿性があり伸縮性と弾性に富む、手触りが柔らかくしわになりにくいなどが挙げられます。
収縮性や虫カビがつきやすいといったデメリットもあります。

ウールを糸にするには、長めの原料を梳いていくか、短い原料を紡いでいくかの2方式
羊の毛は長さによって、梳毛と紡毛に区別されます。
5cm以上は梳毛、1〜5cmは紡毛。

織り方

ウーステッド / 梳毛 (そもう)

細くて長い繊維のことを梳毛(そもう)と言いますが、これを用いて平織り・綾織りなどにした毛織物のことを
ウーステッドと呼び、主にスーツ地として用いられることが多い。
ウーステッドの特徴、光沢感があり滑らか。織り目が整い締まっている。
中肉から薄地の毛羽があまりないひんやりとした手触り。

ウーレン / 紡毛 (ぼうもう)

紡毛は「繊維原料を手で紡ぐ」方法を工業化した伝統的手段。
短いウールや、毛糸屑、非ウール繊維など何種類もの原料を混合してできた糸
原料を選ばないので、その表情は多彩。梳毛糸に比べて太く、表面の毛羽が多い。
ウーレンの特徴、中肉から厚肉の毛羽がありふっくらとあたたかい手触り。

カシミヤcashmere

ヒマラヤ山麓カシミール地方のカシミヤ山羊(ヤギ)の
表面の毛の下に生えている柔らかい毛をカシミヤと言う
この地方の山羊は寒さから身を守る為に、冬の間喉から腹にかけて長い粗毛が生え、
その下にシルクのような細くて柔らかな5〜8cmほどの柔毛が被い、体を保護している。
その柔らかな毛だけ採取したのがカシミアである。
カシミヤはカシミヤ山羊一頭から150g〜250gしかとれない貴重な毛のため、
最も高級な繊維として扱われます。
(一枚のセーターを作るのに3頭分の毛が必要)
手触りは非常に柔らかくてぬめりがあり、絹のような光沢感があり、保温力にすぐれている。

上質のカシミヤの毛は、15〜16ミクロンと非常に細い。
カシミヤの毛は採毛に手間がかかり、糸にするまでの歩留りも悪いために希少価値が高く、
繊維そのものも極めて優れた性質をもっているので、最も高価な原毛の一つとなっている

ツイード

元々は手紡ぎの紡毛糸を手織りで織った英国スコットランド特産の織物をさし、
綾織物を意味する英語のツイルの語源となっていますが、
現在では、ざっくりした素朴な味わいのある厚手の紡毛織物を総称していいます。

フランネル

縦英国のウェールズ地方で作られたのが始まりで、
ウェールズ語のウールの意味を指すグラネンからこの名がついたといわれます。
布面に毛羽がありふっくらと柔らかく軽いのが特徴で、
洋服に使用するフランネルよりも厚地の織物は、俗にフラノと呼びます。

フラノは、綾織、あるいは平織物を、温水に浸けて揉み、詰まった地にする(縮絨という)。
次に、表を引っ掻いて毛羽を生み(起毛という)、刈り揃えたもの。
霜降りは、同じ色味で濃淡に染めたウールを、混ぜ合わせて紡いだ霜降糸を用いている。

絹(シルク)

蚕の繭から得られる繊維、
しなやかで優雅な発色やドレープ性、プリント物の色つきの良さ、保温吸湿性が抜群
一方で、素材のばらつきが多い
シルクといっても野生に近いガの繭から作った物もあれば、
純粋培養のシルクもあり質はピンからきりまであります
シルクは天然繊維の中で一番長い繊維

キュプラ / 人絹(人造絹)

草のコットンからとれるコットンリンタ−(種子を覆う短い繊維・地毛)を原料とした再生繊維
旭化成のベンベルグ裏地が有名
滑らかな手触りで服の滑りも良く、また汗の吸収性も良いので、
服の裏地として欠くことの出来ない存在です。
水に濡れると縮んだりシワになるが、アイロンを掛ければ元に戻る。

ビロード / ベルベット (Velvet)

ビロードは別名ベルベットとも呼ばれるシルクのパイル織物(添毛織物)の一種で、
パイルをカットして織物の表面に毛羽を織り出した物です。
布面は短い毛羽が密生しているのですが、毛羽の伏せの立ち直りが早くて丈夫です。
それに肌触りは柔らかなことや深みのある色艶や光沢感を持ち合わせることから、
見た目にも華やかな印象を受けます。

日本での通称は「絹天」、「天鵞絨」(てんがじゅう)

別珍 / ベルベッティーン (Velveteen)

別珍は別名ベルベッティーンとも呼ばれるコットン糸のパイル織物
肉厚なので着ていてもとても温かく感じますし、
また短い毛羽が密にあるので手触りはとても滑らかで柔らかいのが特徴で、
色味の深さや光沢感がとても豊かなので秋冬の服地として人気があります。

コットンビロード、コットンベルベットのこと。
他にも日本での通称は「綿天」、「唐天」
経毛添毛織としたベルベット(ビロード)に対し、経に綿双糸、緯に綿単糸を使用して、
緯毛添毛織にした綿織物を指す。
ヴェルヴェッティーンは1750年、ベルベット(ビロード)の模造織物として、フランスのリヨンで製織されたもの。

ベロア (velour)

ベルベットのフランスでの名前ですが、本来ベロアとは成牛の裏 皮を起毛させたものを言います。
現在国内でベロアと呼ばれる服地の大半は、レーヨン、アセテート、ポリエステル素材
素材の特徴として、肉厚・長い毛羽・光沢感・保温性が挙げられます。

 

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